飯沼飛行士記念館
飯沼飛行士記念館の誕生
平成元年4月、北アルプス連峰常念岳を正面に仰ぐ安曇野の中心地に「飯沼飛行士記念館」が誕生しました。
1937年(昭和12年)4月、純国産機「神風号」を操縦し東京-ロンドン間の亜欧連絡記録大飛行を成し遂げ、わが国の航空史上初の国際公認記録を樹立し、それまで低く見られていた日本の航空操縦技術と製造技術をわずか4日間で世界最高レベルの評価に高めました。
この記録は国を挙げての壮挙として日本国中をわき立たせ、飯沼正明は大西洋横断飛行を成し遂げたチャールズ・リンドバーグと共に世界的な名パイロットとして称されると同時に、日本の航空技術の名を高め、あわせて国際親善の役割を果たしました。
この記念館は壮大な夢とロマンを実現した安曇野出身の飯沼正明の偉業を讃えるため、飯沼正明生家(1876年築)に建設されました。
わが国の貴重な航空遺産である資料や遺品等の展示により、その歴史と人間の関わりの拠り所として飯沼正明の業績を永久に保存、伝承して参りたいと存じます。
施設紹介
当時の面影を残す飯沼の生家建つ記念館
施設は全国の賛同者、豊科町、朝日新聞社のご支援で、明治9年築の飯沼正明の生家に建設されました。白壁、瓦葺きの建物で、当時の面影を残しています。館内では写真や新聞記事ほか、遺品、手紙などを展示しています。
利用案内
開館時間/休館日/入館料
開館時間 | 午前9時〜午後5時 |
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休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、冬季12月15日〜2月末日 |
入館料 |
※年齢及び住所のわかるもの、または障がい者手帳をお見せください。 |
所在地/連絡先
住所 | 〒399-8201 長野県安曇野市豊科南穂高3888 |
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TEL | 0263-72-9045 |
アクセス |
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