舘野 鴻 原画展「ぎふちょう」
Category : 田淵行男記念館
【©舘野鴻】
会期:2017.4.25(火)-7.2(日)
会場:田淵行男記念館地階展示室
内容:精密で写実的な描写で、図鑑や生物画、解剖図なども手掛ける絵本作家の舘野鴻(たての・ひろし)氏。自身の観察に基づいた、昆虫の絵本も発表されています。今展ではその中の一冊『ぎふちょう』(2013年 偕成社)より、原画22点を展示します。
舘野 鴻(たての・ひろし)氏プロフィール
1968年、神奈川県横浜市に生まれる。札幌学院大学中退。幼少時より熊田千佳慕氏に師事。1986年、北海道に居を移し、昆虫を中心に生物の観察を続けるが、大学在学中に演劇、舞踏、音楽と出会い舞台に上がる。その後、舞台美術等の仕事をしながら音楽活動と昆虫採集を続ける。1996年より、神奈川県秦野で生物調査の傍ら本格的に生物画の仕事を始め、図鑑や児童書の生物画、解剖図プレートなどを手がける。絵本に『しでむし』『ぎふちょう』『つちはんみょう』(偕成社)、『こまゆばち』(澤口たまみ・文)『なつのはやしのいいにおい』(福音館書店)、『宮沢賢治の鳥』(国松俊英・文、岩崎書店)、生物画の仕事に『ニューワイド学研の図鑑 生き物のくらし』『ジュニア学研の図鑑 魚』(学習研究社)、『世界の美しき鳥の羽根』(誠文堂新光社)などがある。