公益財団法人 安曇野文化財団

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令和元年企画展「そして、高みへ -キュビズムと髙橋節郎-」

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キュビズム。20世紀初頭、パブロ・ピカソ(1881-1973)やジョルジュ・ブラック(1882-1963)らが提唱し、実践した美術運動は、モティーフを解体し、三角形や丸など幾何学的な形態で捉えるという革新的な造形表現で、後世に大きな影響を与えました。
本展は、当館が顕彰する漆芸術家 髙橋節郎が、キュビズムをいかに受容したかに着目するものです。
節郎がキュビズムの影響を受けたと思われる作品を制作したのは、1950年代から。折しも、1951年、東京と大阪でピカソの展覧会が開かれ、日本の若き芸術家たちに強い衝撃を与えた時期です。相前後して、節郎は、独自の漆芸術を開花させていきます。
それまでは、筥(はこ)や衝立といった実用性を持つ作品を伝統的な漆芸の流れを踏まえて制作していた節郎。モダンな表現で注目されていたこの気鋭の作家が、どのようにキュビズムを受容し、独自の現代芸術へと高めていったのか。
生涯ピカソを意識し続けた岡本太郎、終生キュビズムを貫き通した坂田一男の作品とあわせて展示し、髙橋節郎の足跡をたどります。


■ 会 期  7月13日(土)~9月16日(月祝)
■ 時 間  9:00~17:00
■ 休館日  月曜日
       ※7/15(月)、8/13(月)、9/16(月)は開館
       7/11(木)、12(金)は臨時休館
       8/14(水)17時~21時まで夜間延長・観覧無料
■ 観 覧 料  一般     600円(団体・割引 500円)
       高校・大学生400円(団体・割引 300円)
       中学生以下、70歳以上の安曇野市民、障がい者及びその介助者1名無料

主 催  安曇野高橋節郎記念美術館、公益財団法人安曇野文化財団
後 援  安曇野市、安曇野市教育委員会、信濃毎日新聞社、市民タイムス(順不同)

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