公益財団法人 安曇野文化財団

お知らせ -2016年8月

田淵行男細密画展~写蝶幻想~

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田淵行男 画【ギフチョウ】1947年制作

山岳写真家で昆虫の生態研究家でもあった田淵行男(1905-89)は、少年の頃から蝶に興味を持ち、図鑑を作るという目的で多くの絵を描きました。一心不乱に筆を運ぶその作業を、田淵は「写蝶」と呼び、写経と共通する部分があると述べています。18歳頃から本格的に始まった「写蝶」生活は、中断期を挟みながら約34年間行われました。その間、田淵には度々生活や心境の変化が訪れ、絵の傾向にも影響を及ぼしました。今展で・・・

浜栄一点描画展~“光のつぶ”としての点描画~

Category :
浜栄一 画【テングチョウの産卵】

幼い頃からチョウ類の採集と生態観察を続けてきた浜栄一氏。20代前半から記録を始めた観察ノートのスケッチから、「点描画」の技法が生まれました。自然の中の光の濃度を”光のつぶ”と表現し、たくさんの小さな点で表現された世界は、白と黒の2色でありながら、柔らかな色彩を感じることができます。今展では、蝶を中心に、浜氏の点描画約30点をご紹介します。 会期:2016年9月6日(火)~2・・・

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