能登半島震災復興支援 大橋文男展


石川県出身の作家 大橋文男氏による、昨年に続く能登半島震災復興支援展の第二弾。
本年は屋上テラスをメイン会場とし、公開制作し展開しています。日々変化する様子をどうぞご覧ください。
なお、義援金を募る募金箱を設置し、被災地へ全額寄付いたします。
【展覧会名】 能登半島震災復興支援展 大橋文男「時空のヘタコプター」
【展覧会会期】 令和7年9月20日(土)~12月14日(日)
【公開制作】 令和7年6月~制作中
【入 場 料】 常設展に含む
会場入口掲示 本人の言葉(抜粋)
髙橋節郎記念美術館の中庭に「小柿」の木があります
その木の解説看板にこう書かれています。
「節郎少年も、庭で遊びお腹が空くと、この木に登って
おやつを調達したそうです。」
美術館の中庭を歩いていた時に偶然その「小柿」のなん
とも可愛い蔕(へた)を見つけました。この蔕(ヘタ)を
使って作品をつくりたいという想いが沸き起こりました。
私が教員を務めさせている京都芸術大学と安曇野市との
連携アートプロジェクト・髙橋節郎氏の後輩にあたる
東京藝術大学での同じ学びの場・私の出身地能登半島と
能登半島震災発災の地 輪島と漆の関係性・ご縁とご縁が
重なりこのような発表の場を与えていただきました。
作品タイトルは小柿のへたとまだまだ下手(ヘタ)な自分を戒める
思いを込めてつけました。
まだまだ下手な自分とドラえもんの夢と髙橋節郎先生の
作品の深い豊かさに馳せての思いになります。
大橋文男
1963年石川県生まれ。2016年東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程油画研究領域修了。主な展覧会に、瀬戸内国際芸術祭関連事業小豆島AIR art project(2010年/小豆島)、ヨコハマトリエンナーレ2011特別連携プログラム(2011年・新港ピア/横浜市)以降毎回、「2013瀬戸内国際芸術祭」(2013年/小豆島)、「釜山国際ビデオアートフェスティバル2013」(2013年/韓国)、「東京藝術大学+チューリッヒ芸術大学国際交流展」(2015年・東京藝術大学美術館/台東区)他、個展グループ展多数。京都芸術大学教授。